2021年01月29日

見なかったことにしないで!コレステロール値①

健康診断の結果を見て、コレステロール値が高いなぁと

気になっている方、多いのではないでしょうかemoji04


「コレステロール値が高いけど、特に痛くもないし、ま、いいか」

と思わないでくださいねemoji02



今回はこの『コレステロール値』についてのお話です。


〇そもそも『コレステロール』とは?

『コレステロール』は血液の中に存在する脂質の一種です。

主に細胞膜やホルモン、胆汁酸などの原料となります。

『悪玉コレステロール』『善玉コレステロール』という言葉は

聞いたことがあると思います。

両者は全く別物ではなく、どちらも『運び屋』の働きをします。

『悪玉コレステロール』といわれる『LDLコレステロール』は

肝臓で作られたコレステロールを細胞へ、

『善玉コレステロール』といわれる『HDLコレステロール』は

細胞から余ったコレステロールを肝臓へ運ぶ役割を担っています。

両方のバランスが崩れた状態を『脂質異常症』と言われ

『動脈硬化』につながります。

『LDLコレステロール』が140mg/dl以上の場合『高コレステロール血症』

『HDLコレステロール』が40mg/dl以下の場合『低コレステロール血症』

といいます。



〇コレステロールが高いとどうなるの?

『LDLコレステロール』が高いと
      ↓
コレステロールが細胞に運ばれず血管内に残る
      ↓
コレステロールが血管壁にくっつく
      ↓
動脈硬化が起こり血管が詰まる
      ↓
心筋梗塞・脳梗塞が起こりやすくなる



日本の死亡率で心疾患・脳疾患を合わせると23%と言われ、

1位のガン28%に近い数値となっています。

ですので『LDLコレステロール値』が高かったら目を背けないでくださいねemoji02


〇LDLコレステロールが増える原因は?

1.コレステロールを多く含む食品の取りすぎ

卵・魚卵などはコレステロールを多く含んでいます。
食品から摂取するコレステロールの量は1日300mgが望ましいとされています。


100g当たりのコレステロールの量
・スルメイカ(加工品)・・・980mg
・桜エビ(素干し)・・・・・・700mg
・卵黄・・・・・・・・・・・・・1400mg
・シラス干し・・・・・・・・・390mg

2.肝臓で合成されるコレステロールの増加

コレステロールの7~8割は肝臓に取り込まれた糖質・脂質・タンパク質で
合成され、体内へ送り出されます。
コレステロールを合成する主な原因は『トランス脂肪酸』や『飽和脂肪酸』です。
『トランス脂肪酸』・・・マーガリン(マーガリンを使ったパンや菓子も含まれます)
『飽和脂肪酸』・・・・・バター・肉の脂身(動物性の脂肪)


3.肥満

肥満は体内の中性脂肪が増え、コレステロールを増やす原因になります。
特に普通のコレステロールより小型の『超悪玉コレステロール』が作られ、
血液中に長くとどまる性質があり、動脈硬化を引き起こしやすくします。
ですから体重を適正体重に近づけ、内臓脂肪を減らすことが重要です。

『コレステロール』が増える理由が分かったところで、

次回はコレステロールを減らす方法をご紹介しますemoji02



『Plus+ランゼミ』も参加者募集中emoji02
日程はこちら




あなたも『カラダとココロの健康づくり』

始めませんか?


ご質問、お問合せ等ご遠慮なく

ご連絡ください。
お問い合わせはこちらまで
『加圧トレーニング&整体スペース プラス+』
054-204-5022
担当久保田成紀
メールegaowakokokara@gmail.com
ホームページは
こちら