2017年12月26日

今さら聞けない、加圧トレーニング②

さて、今回は加圧トレーニング中に身体にどんな変化が起きているかを

ご紹介いたしますface01

前回、加圧ベルトを巻いて、「静脈血を貯める」状態を作り出すというところまで

ご紹介しました。

前回の記事をご覧になられたいない方はこちらをどうぞ


通常、筋力や筋肉をつけるためのトレーニングは

『高負荷低回数』で行います。

筋肉に対して重たい負荷をかけて鍛えるというのが一般的です。

ムキムキのお兄さんたちが、ものすごい形相で

「ンガー!」

と鉄の塊を持ち上げているイメージがあると思いますicon10



加圧トレーニングでの運動負荷は

『低負荷高回数』で行います。

『低負荷高回数』とは文字通り、1回1回の負荷は軽いけど

回数を多く行うトレーニング方法です。

加圧トレーニングでは、もちろん筋肉を鍛えるのですが、

運動時に発生する『乳酸』を溜めることが、最初の目的になりますemoji02



人間の脳は、

筋肉の中に『乳酸』が溜まる=疲労した

と認識します。

そうすると脳は「疲労した筋肉を修復しなしなくては」と

下垂体という部分から『成長ホルモン』を分泌します。



この体の仕組みを利用したのが加圧トレーニングです。



①腕や脚に加圧ベルトを巻き、適正圧で締め付け血流制限をする

②グーパー運動/アームカールで静脈血を溜める

③筋力トレーニングを行い乳酸を発生・貯留する

④脳から成長ホルモンが分泌される


加圧トレーニング中、体の中ではこのような変化が起きているのです。



加圧トレーニングでは、静脈血を貯留すると同時に、

乳酸をも貯留させます。

筋肉中に乳酸が溜まると、筋肉は収縮しなくなり、いわゆる『疲労困憊状態』になります。



「もうこれ以上持ち上げることはできませんface12



というところまでトレーニングすることを『オールアウト』といいます。

加圧トレーニングではこの『オールアウト』を目指します。



上腕二頭筋を鍛えるアームカールで私が比較実験をしてみました。

加圧なしで30回がオールアウトを迎える重さは15Kgでした。

(・・・私以外に力ないんです・・・face15

加圧した状態で30回がオールアウトを迎える重さは、なんと5Kgでした。



加圧トレーニングでは、通常のトレーニングでオールアウトを迎える重さの

1/3で済むという事になります。



つまり加圧トレーニングは

①運動負荷が軽いので、筋肉や関節に負担がかからな為怪我をしにくい

②筋力に自信のない女性でも十分な効果が得られる

高齢の方でも行えるトレーニング

なのです。



次回は加圧トレーニングの最大の目的である『成長ホルモン』について

ご紹介します。







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